2013年10月01日

感動とは

雲の厚い新城の空です。

昨日は、愛知大学 地域政策学部の学生さんが来院してくださいました。
看護師の職業体験とは違い、
「社会人が組織で働く中で得る感動について研究しているゼミの一員として」の訪問です。

僕たち学生は、旅や学校の行事等の中で
自然や四季の移り変わり、音楽など感動を多く感じますが
これは無垢の感動といいます。
社会人の方々は、働く中で感動を感じていますか?
どのような種類の感動ですか?というもの…

「感動」という概念や哲学的なことは難しいので
彼のインタビューに答えて、彼が分析するという形式でした。

彼の感想からの一部引用です。
5人の看護師のインタビューでしたが
大変な仕事、辛い仕事など感じる看護師が
社会人として壁を乗り越えることが相当な試練であることが伝わるインタビューでありました。
感謝の言葉がかえってきたり、時には文句がかえってきたり
現場で多くの患者さんと出会うことで沢山の経験を積み重ね
物事を根拠づけて考えることで自分の成長につながり
自分が社会人として一人前と認められるようになっていくことを知りました。  以上


私にとっても昨日は改めて「喜びや感動の背景には、苦労や努力があることが条件である」
ということを知る機会でした。

無垢な感動を一杯体験した看護師こそ
人の気持ちを感じとり、
人を幸せにできる感性を持ち合わせたひとだとも思った一日でした。

看護師たちの成長のプロセスを知りえた一日でもあり
心洗われるような体験を手助けしてくれた学生さんには、感謝でした。
このまま、無垢な感動をたくさん得て、大きな社会人になってくださいね。
本当にどうもありがとう。






  


Posted by しんなーす at 07:24Comments(0)