2012年08月28日
看護師は、地域住民であること
私たち、看護職員たちも
区のお役を担ったり、
親として保育園や学校の父母会である役であったり
地域社会で生活をしていることを実感します。
私ごと、昨年度組長のお役を頂きました。
偶然にも、当院の看護師も同じ組長として
敬老会などの区の行事に参加しました。
ご縁のあった区長さんから
「防災訓練時の救命活動」を住民のみなさんに
ぜひ伝えてほしいと要請をうけました。

テーマは「自分たちの手で命を救おう!」です。
大きな災害は、もはや他人ごとではありません。
区の住民の命をみなさんで守りましょうと…
当院の看護師二人と、医療事務職員による
「がれきの下からの救出~絶え間ない心臓マッサージ~AEDの使い方」研修です。
「命をつなぐリレー」を参加型・実戦形式で行いました。
まずは、がれきの下からの救出された方を安全な場所に移動します。

さあ、心臓マッサージの方法です。
絶え間なく、手の位置、深さ、リズムなどポイントがありますよ!

今回は3チームに分かれての「命をつなぐリレー」です。
10人1組になって、30回の心臓マッサージを8分間で何人行えるか。
絶え間ない心臓マッサージは、チームワークが大事です。
また、正しい手技を施すこと大事!
一般の参加のみなさんのチーム

こちらは、区長さん組長さんチームです。今年のチームワークは…
ちょっとプレッシャーもかけちゃった^^

小学生、中学生チームがんばりました。

結果、一般のチームが見事優勝しましたよ。
一番高齢の皆さんでしたが、落ち着いてリズムや手技が一番正しかったのです。
そして、AED届きました。
使用方法を説明。 ちょっと寸劇もとりまぜて…

区長さんが体験しました。このような手順を踏んで救命しますと。

実は、今回の熱演者はお母さん看護師と美人医療事務の親子さんでした。
住民のみなさんにもうけていただいた、かなりの演技の腕前です(笑)

最後に、女性の視点からみた備蓄の見直しや
災害時の医療や救急車の利用についてお話しさせていただきました。
わたしたちも防災に対して考える機会と
そして、非常食をお土産にいただきました。ありがとうございました。

Posted by しんなーす at
06:58
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