2013年06月11日

忘れえぬ患者さん

どうも台風の影響で、厚い雲の新城です。

忘れえぬ患者さんが幾人もみえますが
先日壮年期を生きぬかれたご主人を支えられた奥様に
お逢いできました。

「主人が話しを聴いているようだね」なんて言いながら
点滴をよく受けていた外来の部屋で
しばらくお話しを伺うことができました。

長い闘病生活や病気を二人で振り返りました。
「ガタガタと音をたててワゴンがくるとね
検温だなってわかるんだよ。
でも随分検温の時間が正確になったね。
足音でも看護師がわかるよ」
「点滴の速度が速いときつくてね」等々。
あまり多くは語らない方でしたが、ズバッと言ってくださったことを
想い出してお伝えしました。

奥様は、そんなことを言う人だったんだ~
(自分の関わりは)良かったのか…と問いかけ、
主人は頑張ったんだね、と言い聞かせるように呟いてらっしゃいました。

闘病生活の中には
患者さんとの想い出がたくさんあり、
これもご遺族の無形の宝だなって思いました。

「グリーフケア」をテーマにしている看護師と
このような話しをしてみたくなりました。
それから、「先生によろしく伝えて」と。
泣けちゃって、未だ会えないから…
この気持ちもわかる気がします。















  


Posted by しんなーす at 07:03Comments(0)