2013年06月29日

仕事人

これが看護! これが仕事人!

「全身が麻痺している在宅患者さんに出会った時のこと。
額に掻き傷がある→っていうことは、手が動くはず。
自分でご飯が食べられるように自立への援助がはじまった。
排便は多量の薬を使用し、看護師が処置を行っている。
ちょっと待って、感覚があり、兆候のサインがある→っていうことは、
仙骨部のマッサージでいけるかも…いけた、自然排便!」

患者さんを知ることと、根拠ある看護技術で
患者さんの持っている力で生活の質があがる、
看護なんだな。

これは、本日当院で開催された「東海地方准看護師の集い」の
中島幸江先生の講演会でのお話し。
看護の動向、准看護師制度問題の投げかけとともに
この事例も提示してくださいました。

「いい仕事とは…」
昨日のこと、天井の電灯がきれていたので
代えていただきました。
直ぐに対応してくださり、感謝ものでした。
明るくなって嬉しかった…のですが
明るいと傘の埃が目立つのですよね。
その埃をぬぐうともっと明るくなるのでは…
こんなことを思ったりしたのです。



東海圏から、また地元の看護師たち40名ほどが参加しての会でした。
あっという間の充実した2時間でした。
ありがとうございました。










  


Posted by しんなーす at 23:25Comments(0)