2014年08月13日

思い出花火

今日は新城花火大会です。

何年も前の13日の夜、各病室を訪問しました。
患者さんを思うご家族や、ご家族を思う患者さんなど、それぞれの物語がありました。


消灯された病室は、滅多に来ない息子さんがいらしていました。
プリンの差し入れを召し上がり、二人肩を並べてましたので、
ひとりじゃないので安心して、そっと退散。


「今、女房は帰りました。来年は、思い出花火をあげようと思う。」と
花火を見上げながら、しみじみと語られた働きざかりの患者さん。
実はその方は、私たちに病気や仕事の向き合い方を教えてくださった市の職員の方。
新東名の事業を実現しようと、地域の住民のみなさんに理解をしていただけるように説明会なんだよ、って
治療と仕事を両立を実現しようと、医師や看護師たちと一緒に考えてみえました。
幾年かの闘病の後亡くなられましたが、新東名開通が待たれる中、また花火の季節に想い出す患者さんです。


そしてこれは、故人とスタッフたちとの関係がみえる新聞記事です。
当時の主任看護師が大事にしている記事を見せてもらいながら、思い出話しに華が咲きました。 
今日は晴れてよかった、哀悼。










  


Posted by しんなーす at 06:42Comments(0)看護